【日当たりが悪い場所でも】日陰に強くて枯れにくい!おすすめの観葉植物3選

アイキャッチ おススメの植物

「お部屋に緑を置いて癒やされたいけれど、うちは日当たりがあまり良くないから無理かな……」「日当たりのいい窓際の一等地は、もう他の植物たちでいっぱい!」と諦めてはいませんか?

マンションの北向きのお部屋や、窓から離れたデスク周り、そして光が入りにくい玄関や廊下など、お家の中には「もう少し緑があったら素敵なのにな」と思う場所がたくさんありますよね。

実は、すべての植物がギラギラとした強い太陽光を必要としているわけではありません。植物の中には、ジャングルの大きな木の木陰でひっそりと育ってきた背景を持ち、少ない光でも元気に生きていける「耐陰性(たいいんせい)」という強い性質を持った子たちがたくさんいるのです。

今回は、日当たりが悪い場所でも枯れにくく、まったりとお部屋を明るく彩ってくれる優秀な観葉植物を3つ厳選してご紹介します。日陰だからこそ知っておきたいお世話のコツも一緒にお届けしますので、ぜひお気に入りの相棒を見つけてみてくださいね!

日陰に強い植物①:「ポトス」 強健で育てやすい王道

ポトス

まず最初にご紹介するのは、観葉植物の定番中の定番でありながら、日陰への強さもピカイチな「ポトス」です。

ポトスは熱帯雨林の大木に巻き付き、木漏れ日程度しか届かないような場所で自生してきた歴史を持っています。そのため、室内灯の明かりや、窓から少し離れた場所の柔らかい光だけでも十分に光合成を行い、生き生きとしたツヤのある葉っぱを維持することができるのです。

ポトスの魅力は、なんといってもその「タフさとアレンジの自由さ」にあります。

ツルをどんどん伸ばして育つため、高い棚の上に置いて優しくツルを垂らしてみたり、ハンギング(吊り下げ)にして飾ったりと、日当たりの悪い場所でも立体的なインテリアとして大活躍してくれます。

万が一、光が足りなくて少し元気がなくなってきたとしても、ポトスは「葉っぱのハリがなくなる」「少し下を向く」といった分かりやすいサインを出して教えてくれます。初心者さんでも状態の変化に気づきやすく、安心してまったり付き合える、まさに日陰栽培の心強い味方です。

日陰に強い植物②:「サンスベリア」暗い玄関や寝室にも!

サンスベリア

2つ目にご紹介するのは、上に向かってすらりと伸びるシャープな葉姿がスタイリッシュな「サンスベリア」です。

サンスベリアといえば「乾燥に強い」ことで有名ですが、実は「日陰にもかなり強い」という優れた耐陰性を持っています。窓がなく、どうしても暗くなりがちな玄関や廊下、あるいは夜メインで過ごす寝室などにも安心して置くことができます。

サンスベリアが日陰に向いている最大の理由は、その「成長の穏やかさ」です。

光が少ない場所ではぐんぐん巨大化することはありませんが、そのぶん綺麗な姿を長期間キープしてくれます。また、空気清浄効果が高い植物としても知られているため、暗くなりがちな空間に清潔感と爽やかな空気をもたらしてくれるのも嬉しいポイントです。

インテリア性が高く、モダンなお部屋にも和風なお部屋にもすっと馴染んでくれるため、「日陰の場所をお洒落なパワースポットに変えたい」という方にぴったりな相棒ですよ。

日陰に強い植物③:「テーブルヤシ」 レース越しの光で十分!

テーブルヤシ

3つ目の植物は、お部屋の中に南国の優雅な風を運んできてくれる「テーブルヤシ」です。

その名の通り、テーブルの上に置けるコンパクトなサイズ感が可愛いヤシ科の植物ですが、実は直射日光が大の苦手。強い光に当たると葉っぱが焼けて黄色くなってしまうほどで、むしろ「お部屋の薄暗い場所」を好む珍しい性質を持っています。

自生している自生地でも、背の高い木々の下で静かに育つため、レースのカーテン越しの光や、室内灯の明かりがあれば十分に元気に育ちます。

繊細で細い葉っぱがサラサラと風に揺れる姿は涼しげで、見ているだけで心がまったりとほぐれていきます。コンパクトで場所を取らないため、北向きの部屋のデスクの上や、窓から離れた棚のワンポイントとして置くのに非常に適しています。

「南国の植物だから太陽が大好きなはず」と思われがちですが、実は日陰でこそ本領を発揮してくれる、隠れた優秀グリーンなのです。

【日陰栽培の重要ルール】「光が少ない=お水も吸わない」!根腐れを防ぐ水やりのコツ

日陰に強い植物たちですが、育てる上で1つだけ、絶対に覚えておかなければならない超重要なルールがあります。それは、日陰栽培で最も多い失敗である「根腐れ(ねぐされ)」の防止です。

なぜ日陰に置いておくと根腐れしやすいのでしょうか?

植物は、太陽の光をたっぷり浴びて光合成をするときに、土の中のお水を勢いよく吸い上げます。しかし、光が少ない日陰の環境では、植物の代謝がゆっくりになり、お水を吸うスピードも格段に落ちてしまいます。さらに、日陰は土が乾くのにも時間がかかります。

つまり、「日当たりの良い場所にいる時と同じペースでお水をあげてしまうと、鉢の中がずっと湿ったままになり、根っこが息できなくなって腐ってしまう」のです。

日陰で育てる時の水やりの黄金ルールは以下の通りです。

土が乾いてから「+2〜3日」待ってからあげる

指を土に少し挿してみて、表面だけでなく中までしっかり乾いているのを確認します。そこからさらに2〜3日ぐっと我慢して、土の中が完全にカラカラになってから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりとお水をあげましょう。

受け皿に溜まったお水は絶対にすぐ捨てる

鉢底の受け皿にお水が溜まったままだと、土が湿り続けて根腐れの原因になります。水やりをした後は、必ず受け皿のお水を捨てる習慣をつけましょう。

「お水をあげるのを少し忘れるくらい」が、日陰の植物たちにとっては一番心地よいペースになります。のんびり、まったりとした気持ちで土の乾き具合を観察してあげてくださいね。

LEDライトでも育つ?「照明を活用したまったりケア」

「うちの部屋は本当に窓が小さくて、昼間でもかなり暗いんだけど大丈夫かな……」と心配な方に、ぜひ知ってほしい現代的な解決策があります。それが「室内照明(電気の光)や植物育成LEDライト」の活用です。 

実は、植物は太陽の光そのものでなくても、特定の色合い(波長)の光があれば十分に光合成を行うことができます。

一般的なお部屋の蛍光灯やLED照明の光でも、植物から30cm〜50cmほどの距離にあり、1日8時間〜10時間ほど電気がついている場所であれば、今回ご紹介したポトスやサンスベリアたちは十分に生きていくことができます。

さらに、「もっと生き生きと成長させたい!」「お部屋のインテリアとしてもお洒落にしたい」という場合は、市販されている「植物育成用のLEDライト」を取り入れてみるのもおすすめです。

最近の植物育成LEDライトは、クリップ式で棚に挟めるものや、スタイリッシュなスタンドタイプ、普段のスポットライトの電球と付け替えるだけのものなど、インテリアに溶け込むお洒落なデザインがたくさん販売されています。

窓からの自然光に頼らなくても、お部屋の照明を工夫するだけで、どんな暗い場所でもあなただけの「まったり緑の癒やしスポット」を作り出すことができる時代なのです。

【まとめ】

今回は、日当たりが悪い場所でも枯れにくく、元気に育ってくれるおすすめの観葉植物3選(ポトス、サンスベリア、テーブルヤシ)と、日陰での失敗を防ぐ水やりのコツについてお届けしました。

おさらいすると、「①ツルを伸ばしてお洒落に飾れるポトス」「②乾燥にも強く玄関や寝室にも置けるサンスベリア」「③直射日光が苦手で薄暗い場所が大好きなテーブルヤシ」。そして、日陰で育てるときは「土が乾いてからさらに数日待って水やりをする」のが、根腐れを防いで末長く健康に育てる最大の秘密です。

「日当たりが悪いから」と植物を育てるのを諦めてしまうのは、とってももったいないことです。光が控えめなお部屋だからこそ、みずみずしい緑が一鉢あるだけで、空間全体がパッと明るくなり、驚くほど居心地の良い場所に生まれ変わります。

太陽の光を少しずつ分け合いながら、静かに、そして健気に寄り添ってくれる日陰の相棒たち。

ぜひ、あなたのお部屋の「ちょっと暗くて寂しい場所」に、まったりと優しくグリーンをお迎えしてみてくださいね。

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